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フツフツと涌き出るZarloな気分。1/2日本+1/4スカンジナビアン+1/4アングロサクソンなのに何故かラテン系気質の孫達に振りまわされる日常です。

by zarlo
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北欧ノオト クリスマス編
なぜこの寒くて暗い時期に北欧へ行ったかと言うと
この時期ならではのお楽しみがあったから

クリスマスシーズンの幕開けだったからです。
北欧ノオト クリスマス編_c0039928_1135246.jpg

一年で一番日が短い冬至
緯度の高い北欧ではそれを特に実感します。
古代、冬至に一度、死んでしまった太陽は、この日を境に、再び生命を盛り返し
冬至の日から2、3日後の日々を太陽の再生を祝して盛大な祭礼を行ったとか
新たな年の豊穣を司る神々に動物の犠牲やたくさんの食べ物が捧げられたそうです。

この日がイエスの降誕の日と重なっているというのは何かの因縁か?必然か?

北欧では両者を融合した「ユール」という名の、
この地域独特のクリスマスが祝われるようになったようです。
北欧ノオト クリスマス編_c0039928_1122317.jpg


ユールが近づくと、家の屋根や戸口に麦の穂束がつけられたり、麦わら細工のオーナメントが窓辺に飾られたりします。
麦わらには実りをもたらし、家畜小屋に置いて動物たちの守りとなり、畑にまけば新たな年の豊作をもたらす力があるといわています。
北欧ノオト クリスマス編_c0039928_11365.jpg

クリスマスの本格的な準備は4週間前の日曜日から始まります。
これをアドべントと言い
毎週ごとにろうそくを一灯ずつ灯し
気分を盛り上げて行きます。

こんな平和な時期のストックホルムの街中で
爆弾テロが起きたこと信じ難く
許しがたいことです。
まさに私たちが歩いていた街角・・・
by zarlo | 2010-12-15 10:43 | お出かけ